2016年10月1日土曜日

IPS細胞ってなに?

IPS細胞は日本語で、人工多様性幹細胞といいます。

多様性を持ち、血液の細胞や神経細胞をはじめ、あらゆる細胞になれる能力があります。

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細胞に多様性を持たせるには、受精卵が分裂していく初期の段階の「」の状態まで戻す必要があり、いわば、細胞を“初期化”します。

特定の4種類の遺伝子を投入することで、細胞は初期化され、IPS細胞ができます。
 
 
これまで、目の細胞は初めから目を作る細胞があり、ほかのものからは作られない。
 
肝臓の細胞は、肝臓を作る細胞から作られ、ほかの細胞から作られることはないと考えられてきました。
 
IPS細胞は、どんな細胞にもなれるという細胞です。
 
例えでいうと、買ってきた音楽CDには歌が入っていますが、CDを初期化してしまうと、どんな歌でも新たにいれることができます。
 
まさにノーベル賞にふさわしい、世紀の大発見です。
 
今後の医療に大きな革命をもたらすと期待されています。
 

 

こうしてできたIPS細胞に対して、それぞれ適切な物質を加えて刺激を与えると、増殖して血液の細胞や皮膚の細胞、神経細胞、心筋細胞などに誘導されていく

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