2017年10月1日日曜日

命の回数券の“テロメア”って何?


生物の遺伝情報が収納されている染色体DNAの両端はテロメアと呼ばれ、染色体を保護する役割を担っています。

細胞が分裂するたびにテロメアDNAは少しずつ短くなり、ある一定の長さいかになると、細胞は分裂を止めます。
 
細胞分裂の回数には限りあるため、テロメアは命の回数券とも呼ばれています。

細胞に酸化ストレスや有害物質が作用するとテロメアが短くなり、こうした病気にかかりやすくなります。

睡眠に関しては、毎日5~6時間しか眠っていない高齢者のテロメアは短い傾向があるが、7時間以上睡眠をとっている高齢者の場合は、中年の人と同じかそれ以上の長さ・・



人間の寿命は、最大で120年くらいといわれています。

それはテロミアという遺伝子のコピーの分裂が、回数を重ねるごとに短くなり、細胞分裂を止めるためです。

ストレスやたばこ、暴飲暴食などは、その働きを縮めます。

よく笑うことや適度な運動は、働きを良くしてくれます。

昔から先人が言ってきてことが、科学的に実証されていますね。



 

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